2009年02月28日

増粘剤とは

増粘安定剤の多くは、水に溶けて高い粘性を示します。たとえば、アルギン酸やキサンタンガムなどを、ソース、ケチャップ、ドレッシング、焼肉のたれ類などに使用すると、食品に粘性を与えることから、粘性の調整の目的で使用されます。この目的で使用した場合には、用途名として「増粘剤」を物質名と共に併記する必要があります。

ただし、指定添加物以外の天然系の物質のうち、増粘多糖類に該当する品目を2種類以上併用した場合には、「増粘多糖類」と表示するだけで、「増粘剤」の表示を省略することが認められています。
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2009年02月27日

使用基準とは

食品添加物には、それを使用する場合の条件、使用してもよい食品(対象食品)や、使用する際の添加限度量又は食品での残存限度量のほか、使用した食品添加物を中和、除去するなどの後処理条件が定められたものがあり、これが「使用基準」です。

指定された食品添加物は、安全性試験や有効性評価の結果に基づいて、必要に応じて使用基準が定められています。
使用基準を定める場合は、まず、動物実験などを基にして、人が一生涯にわたって毎日摂取しても全く影響がない量(一日摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake))を求めます。
このADIに安全係数をかけ、日本人の各食品の摂取量などを考慮した上で、使用対象食品や最大使用量などが決められます。従って、使用基準の上限量を添付したとしても、ADIを十分下回る量しか摂取しないようになっています。

一方、安全性に問題のないアミノ酸類、酸味料、pH調整剤に使われる有機酸などには、使用基準のないものも多くあります。
指定添加物の約60%の品目に使用基準が定められています。また、既存添加物(旧天然添加物)でも、天然着色料や不溶性鉱物質など使用基準の定められている品目があります。
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2009年02月26日

成分規格とは

食品添加物は衛生上の品質を保証するために、その成分や構造、含量を定め、そのものであることを確かめる確認試験、不純物等の限度量を定めた純度試験と試験法が定められています。

この公式の成分規格は従来は天然添加物については汎用されているレシチンなど数品目だけであったので、主要な天然添加物については日本食品添加物協会が自主規格を作成してきました。(約150品目)

なお、食品添加物の規格としては、国際的にはFAO/WHOの定める規格があり、日本もできるだけ整合性がとれるように検討しています。
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2009年02月25日

MTDIとは

MTDIとは、Maximum Tolerable Daily Intakeの略です。日本では「一日(当たり)最大耐容摂取量」や「許容一日最大摂取量」などと訳されています。

人の生活には、カリウム、リン、亜鉛などのように栄養面から必須とされるミネラル(金属元素)類がある。しかし、多過ぎる摂取は、逆に、健康上の問題を生じます。

このため、これらのミネラル類は、食品に常在する成分と使用した食品添加物から摂取される量の合計量で、必要量を満たしているかどうかを考えることが重要となります。

これらの点から、JACFAでADIの場合と同様に検討された結果、毎日続けて摂取するとき、許容される(耐え得る)と判断された最大量が、MTDIです。
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2009年02月24日

JAS法とは

JAS法は「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律」という長い名称が正式のものであり、次の2つの規格・基準の規定からなる法律です。

@JAS規格(日本農林規格)制度:規格された検査に合格した製品に、JASマークを付けて販売することを認める制度
A品質表示基準制度:消費者の判断の一助となる品質の表示方法を定める制度

過去、JAS規格制度はさまざまに活用され、普及していますが、品質表示基準制度は、十分には活用されていたとは言い難かった。しかし、2000年3月にJAS法が改正されたことに伴って、加工食品の品質表示方法が大幅に変更されました。
この結果、2001年4月1日からは、新しい品質表示基準に基づいて加工食品などにおける食品素材と食品添加物の表示が全面的に実施され、食品添加物の表示に関しては、食品衛生法と共に重要な規定になりました。

品質表示に関しては、加工食品だけでなく、生鮮食品での原産地の表示や、遺伝子組換え食品の使用に関する表示も規定されています。

また、いわゆる有機栽培によって生産された食品とそれを使用した加工食品に関しては、JAS規格と表示基準が設けられています。

なお、現在のJAS法は「JAS制度のあり方検討会」において2003年10月から約1年間にわたり検討を進めた結果を踏まえ、2005年6月に改定されたものです。
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2009年02月23日

加工助剤とは

食品の製造や加工に使用された食品添加物でも、最終の食品には残っていないか、残っていても微量となって食品に効果を持たないものも沢山あるが、これらは「加工助剤」と言って表示が免除されています。

加工助剤に該当するものは、次の条件に合った場合です。(昭和63.7.27.施行規則第5条)
@最終食品の完成前に除去されるもの
A食品の常在成分に変えられ、食品中に天然に存在するその成分の量を有意に増加させないもの
B最終食品に残存しても極わずかな量であり、何らかの食品に効果を及ぼさないようなもの

製造用剤として使用された後、中和される酸、アルカリ、工程中で除去される溶剤、ろ過助剤や、使用後の工程で加熱して失活させた酵素などがこれに相当します。

国際的にも加工助剤の定義は同じで、表示を免除しています。
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2009年02月22日

JECFAとは

FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会(FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives = JECFA)は、FAOとWHOが組織する国際食品規格委員会の諮問機関の一つとして1955年に設立されました。

毎年1回以上選出された食品添加物の専門家が会合し、参加各国より提出された資料に基づいて、食品添加物やその周辺物質の規格や安全性試験結果の評価を行って公表しています。
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2009年02月21日

簡略名とは

食品添加物は一般的に長く、消費者に馴染みの少ない化学品の名称が多いため、狭い表示スペースに消費者に判りやすい表示を行うことは難しい。そこで、次のような一定のルールに従って、簡略化した簡略名が定められています。

物質名の主な簡略化法
・色素、抽出物などの省略;クチナシ青色素→クチナシ
・汎用名の採用;炭酸水素ナトリウム→重曹
・金属イオンの記号化;ナトリウム→Na、マグネシウム→Mg、カリウム→K、カルシウム→Ca
・アルファベット表示;ビタミンE→V.E
・機能を持つ部分の名称;酵素処理レシチン→レシチン

L-アスコルビン酸ナトリウムが「ビタミンC、V.C」、食用赤色3号が「赤3」、炭酸ナトリウムが「炭酸Na」と表示されるのはこれによるものです。この他、既存添加物の増粘安定剤を2種以上併用した場合の「増粘多糖類」のような簡略名もあります。これらは個々に定められており、それ以外の簡略化は認められません。
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2009年02月20日

WHOとは

世界保健機関(英:World Health Organization)の略です。世界保健機関憲章に基づいて、保険衛生の分野における国際機関として、1948年に設立されました。フランス語ではOrganisation Mondiale de la Santé :OMSと略称されます。
本部はスイス・ジュネーヴにあり、設立日である4月7日は、世界保健デーになっています。現在の加盟国は192ヶ国です。

この機関は世界の全ての人民が最高の健康水準に達する事を目的としており、その任務の一環として「食品に関する国際的基準の発展と向上」を定めています。
ちなみに、WHOにおける健康の定義は、「完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」(WHO憲章前文より)とされていています。
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2009年02月19日

FAOとは

国際連合食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations)は、人類の栄養および生活水準を向上し、食糧および農産物の生産および分配の能率を改善し、拡大する世界経済に寄与することを目的としています。

第二次大戦中の連合国食糧農業会議を基に、1905年以来の万国農業協会を引き継いで1945年10月16日に設置されました。
その任務の一環に「栄養、食糧および農業に関する行政の改善」が定められています。

最高機関は全加盟国で構成される総会で、理事会は総会で構成されます。本部はローマにあり、日本は1951年に加盟しました。
posted by valin at 23:26| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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