2009年05月06日

誘導体とは

誘導体とは、塩類やエステル類(酸とアルコール類との反応物)のように、ある物質が他の物質と反応することによって生じた物質をいいます。

身近な酢酸を例にとると、酢酸ナトリウムは酢酸のナトリウム塩であり、酢酸エチルは酢酸とエタノール(エチルアルコール)とのエステル化反応による生成物であり、いずれも酢酸の誘導体です。

日本では、食品添加物のうち、天然物を基原としても、精製工程でこのような誘導体を経る化学的な操作をした場合は、合成反応を行ったものとみなされるため、食品添加物として指定されなければ、使用できません。

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2009年05月05日

有機(化合物)と無機(化合物)

有機化合物とは、一般的には炭素を含む化合物をいいます。ただし、炭素と酸素だけからなる二酸化炭素(炭酸ガス)のような炭素の酸化物と、炭素の酸化物と金属が結びついた炭酸カルシウムのような金属の炭酸塩は除かれます。
有機物とは、このような有機化合物、または。有機化合物がその他の物質と結びついてできた物質をいいます。

無機化合物とは、有機化合物以外の化合物をさすものということができます。同様に、無機物は有機物以外の物質といえます。

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2009年05月01日

有機酸とは

有機酸とは、有機化合物である酸を指し、食品添加物で使われる有機酸類には次のようなものが含まれます。

@酢酸、乳酸やクエン酸のような酸味などを利用する「いわゆる有機酸」
Aアラニン、グリシンやグルタミン酸のような「アミノ酸」
Bその他
 例えば、栄養の強化と酸化防止の目的で使われるアスコルビン酸(ビタミンC)、保存や酸化防止のために使われる安息香酸やエリソルビン酸、食品の製造・加工の過程で使われるシュウ酸のような酸類。

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2009年03月06日

用途名併記とは

食品の食品添加物を表示する主たる目的は、消費者が食品を選択する場合の情報の提供です。そこで重要な情報と考えられる次の8種(「甘味料」、「着色料」、「保存料」、「増粘剤、安定剤、ゲル化剤または糊料」、「酸化防止剤」、「発色剤」、「漂白剤」、「防かび剤または防ばい剤」)の用途に使用した食品添加物は、「着色料(クチナシ、アントシアニン)」のように、用途名を併記すると決められています。

なおウコン色素のように、「色」の文字を含む物質名を表示したときは用途名「着色料」を、増粘安定剤と表示した時は用途名の「増粘剤」の併記を省略することができます。
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2009年03月05日

用途名とは

現在のように食品添加物の全面表示を方向付けた1988年の省令改正までは、一部の食品添加物に限って、主に使用目的を示す名称で表示されていました。使用する目的を示す用語としては「人工甘味料」、「合成着色料」、「合成保存料」、「酸化防止剤」などが使われていました。

このような使用目的(用途)の表示は、保存の仕方の目安や、食品を選択する際に、消費者の衛生上の情報を与えることが大きな目的でした。

新しい表示方法に移る際、原則として全ての物質名を書くという観点から、使用目的を示す用語の付記に関する必要性が検討され、物質名だけでは消費者に衛生上の情報を伝えきれない面もあり、食品の原料に関するより多くの情報を提供したいという法律改正の趣旨もあったため、特に重要と考えられる使用目的に関しては、その目的も合わせて表示することになりました。この表示に使われる使用目的を示す用語が、「用途名」です。

現在、「甘味料」、「着色料」、「保存料」、「増粘剤、安定剤、ゲル化剤または糊料」、「酸化防止剤」、「発色剤」、「漂白剤」、「防かび剤または防ばい剤」の8種類の使用目的に対応する用途名があります。

用途名は、一括名とは異なり定義や範囲となる食品添加物は決まられておらず、通知によって、個々の用途名に該当する食品添加物が例示されています。

一方、食品に対して、例示されていない食品添加物が用途名と同じ目的で使われることもあります。このような目的で使用された食品添加物は、例示されていなくても用途名と物質名を合わせて表示することになっています。
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2009年01月22日

野菜色素とは

原材料表示を見ていると、野菜色素と表示されていることがあります。様々な野菜が存在するなかで、全ての野菜を野菜色素と表示できるのでしょうか。その辺りについて説明したいと思います。

野菜色素は、赤キャベツ(紫キャベツ)、赤ダイコン、シソ(赤シソ)、タマネギ、チコリ、トマト、ビートレッド、ムラサキイモ、ムラサキヤマイモの8種の野菜から取り出される色素を含む類別名です。このうち、タマネギ色素、ビートレッド、ムラサキイモ色素、ムラサキヤマイモ色素は、既存添加物であり、その他は通常食品です。通常食品には、「野菜ジュース」もリスト化されています。しかし、通常は食品として使用されており、着色の目的で使用されることは極めて稀です。

色素の呈する色は、それぞれの野菜に特有のものです。
着色の目的で使用する場合は、対象食品などを規制する使用基準に沿って使用し、表示の基準に従って表示する必要があります。
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